人と人との繋がりが社会を育み笑顔にします。
The connection between people nurtures societyand makes it smile.
クローバー
名前を呼んでもらえる喜び
毎日少しずつでも信頼関係を築いていきたい
高齢者総合福祉施設 四條畷荘
介護職員
古川 絵梨
四條畷学園短期大学 卒業 ⇒ 令和元年4月1日 入職
入職を決めた理由
高校生の頃から福祉に関わる仕事がしたいと思い、介護福祉士の資格を取るために介護について学べる短期大学に進学しました。そこで就職の時期に事業団の求人募集を見たのがきっかけです。事業団に入職していた短大の先輩から、福利厚生が充実していて、研修も豊富で学ぶ機会が多いと聞いたので入職を希望しました。実際に働いてみて、内部研修だけではなく外部研修にも参加できています。自身のスキルアップに繋がっており、そこで得たものを現場へと還元できているので入職して良かったと思っています。
担当している仕事について
現在、ユニット型特別養護老人ホームにてユニットリーダーをしています。そこでは、10名の入居者様が他の入居者様や顔なじみの職員と関わりを持ちながら生活をしておられます。ユニットケアの観点から、これまでの暮らしを継続していただくという点を大切にしており、お部屋には入居者様がご自宅で使っていたタンスや椅子が置いてあったり、写真などの思い出の品が飾られています。また、入居者様に関することを日々の申し送りや月2回のユニット会議などで話し合い、24時間の生活リズムに合わせたその方の思いを尊重したケアを目指しています。
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働いて感じるやりがい
介護の現場では大変だと感じる場面もありますが、入居者様や家族様からの「ありがとう」という言葉や笑顔か本当にありがたくて、信頼を寄せて頂いていると感じます。初めは表情が固かった入居者様と毎日少しずつ信頼関係を築いていくことで、名前を呼んで挨拶してくれるようになったり、笑顔で手を振ってくれるようになって嬉しかったです。困難な事例であっても、ユニット職員や多職種のチームで話し合ったり、家族様にも協力頂いて実現できたこともあって達成感がありました。
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事業団にこれから期待すること
「福祉の仕事は大変な時もあるけど楽しい!」ということを多くの人に知ってもらえるような展開を期待しています。また、新しく入職をされた方のフォローについてもさらに充実していくことで、より安心して働いて頂けるのではないかと思います。
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将来について
今後は、個別ケアという部分にさらに力を入れ、入居者様にとって尊厳が守られた自分らしい生活を送って頂けように目指します。その方や家族様のニーズを汲み取り、実現できるように努力していきたいと思います。
趣味・特技・子供の頃の夢
趣味…旅行と映画鑑賞です。今は新型コロナウイルスの影響で難しいですが、状況が落ち着いたら旅行先でゆっくりと温泉に浸かったりしたいです。特技…中学・高校で続けていたバドミントンです。スポーツ観戦が好きです。子供の頃の夢…幼稚園や小学生の頃は「おもちゃ屋さん」とか「ケーキ屋さん」などです。楽しいだとか美味しいことが好きでした。中学生の頃から、「福祉関係の仕事」です。祖母が要介護認定を受けたことをきっかけに福祉の仕事というものに興味を持ちました。当時、祖母は在宅で生活支援を受けており、母が介護している姿やケアマネージャーさん、ホームヘルパーさんにとてもお世話になったので「私も福祉の仕事でみんなのお手伝いをしたい」と感じたことを覚えています。
一日のタイムスケジュール (一例)

早出の職員からの申し送り、メール等のチェック、ご入居者への挨拶

排泄介助、移乗介助等、それぞれのご入居者様に合わせた介助

入浴介助、またはご入居者と廊下の散歩

休憩

介護記録の入力、ご入居者とのコミュニケーション、排泄介助等

夕食準備(食器の用意、盛り付け、配膳)

食事介助

歯磨き、排泄介助、就寝介助等、それぞれのご入居者に合わせた介助

ユニット内の掃除、介護記録の入力等

退勤